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山行記録

八ヶ岳 稲子岳 南壁 左カンテ 2011/10/16

メンバー: P(CL)、M、(以下は周辺トレック)他1名
天候: 雨のち晴れ
タイム:
<10/15>
登戸(15:00)<マイカー>稲子湯(18:30)幕営
<10/16>
唐沢橋駐車場(07:00)→しらびそ小屋(08:10-08:20)→登山道を離れる(08:50)→左カンテ取付(10:00)→終了点(12:50)→しらびそ小屋(14:00-14:20)→唐沢橋駐車場(15:20)<マイカー>登戸駅(19:30)

16日
前日、雨の中を稲子湯前の車道脇に幕営。翌日の天候回復を期待し就寝。
5:00、雨音で目が覚める。昨夜より幾分か雨が強まっている様子であり気が萎える。6:00頃、雨が止みはじめ、慌ててテントを撤収する。やがて雲の割れ目から日差し。昨夜は気がつかなかったが見事な紅葉である。
唐沢橋駐車場まで車で移動し、ギア類を整理し出発。登山道は緩やか。しらびそ小屋から15分くらい先でペナントを目印に進むようだが、ペナントがいたるところにあって判断できない。概念図を頼りに登山道が左に折れる辺りで連れと別れ、PとMで稲子岳方面の樹林帯に入って行った。
登山道から外れるとトレースはないが木々よりかすかに見える岩壁を目指せば迷うことはなく、傾斜が急になるあたりで南壁がはっきりと姿を現す。南壁直下にはトレースがある。左カンテの取付はトレースの最も左側、情報通り赤いハーケンが目印。
1ピッチ目(35m、リード:P)(その後はツルベ)。出だしと終点の支点手前がいやらしい。最後は這松を掴んでバランスを取った。また全体的に風が強くコールが聞こえない。
2ピッチ目(30m、リード:M)。ここから高度感が増し視界が開けるが、風が強まり時々体を持っていかれそうになる事もあった。終了点付近は崩壊が進んでいるようで、足場はザレており落石に気を使った。
3ピッチ目(35m、リード:P)はよくネットでUPされているチムニーがある。ここは唯一岩が硬く安定していると感じた。一箇所変な位置にハーケンがある。
4ピッチ目(40m、リード:M)は前半の斜面はザレており慎重に進む。凹状を抜けると正面に垂直の壁が立ちはだかる。ハーケンにシュリンゲが掛かっており、A0で少し体を上げると奥にガバがあり、そのまま終了点まで簡単にいける。このシュリンゲは色褪せており不安であったので、念のため自分のシュリンゲを使用した。
5ピッチ目(20m?、リード:P)。ここを登らなくても稜線へ簡単にいけるが、せっかくなので登攀。終了点は風が強く、即撤収し下山する。
稲子岳下降ルートは踏み跡もしっかりしており、忠実に辿ればしらびそ小屋~中山峠間の登山道に出る。途中、しらびそ小屋でハイキングを終了した連れと再会し、紅葉をたのしみながら下山する。(M)
ギア選び
樹間に南壁
稲子岳南壁
1ピッチ目の出だし
2ピッチ目登攀中のM
2ピッチ目登攀中のP
3ピッチ目のチムニーポイント
3ピッチ目終了点
4ピッチ目ビレイ中のP
5ピッチ目
終了点からの展望
終了点にて撤収
稲子岳稜線に登山道
左カンテ全貌
しらびそ小屋の犬
唐沢橋
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