三国 谷川岳 西黒尾根 敗退 2011/01/29-30
メンバー: T(CL)、N、P
天候: 晴れ(初日)、雪(二日目)
タイム:
<01/29>
大宮駅(06:28-07:00)<電車>土合駅(09:56-10:27)→登山指導センター(10:53-11:15)→ビバークポイント(12:00)<雪洞掘り3時間>
大宮駅(06:28-07:00)<電車>土合駅(09:56-10:27)→登山指導センター(10:53-11:15)→ビバークポイント(12:00)<雪洞掘り3時間>
<01/30>
ビバークポイント(08:05)→谷川岳ロープウェイ駅(09:05-12:15)<バス>水上駅(12:38-12:46)<電車>東京
ビバークポイント(08:05)→谷川岳ロープウェイ駅(09:05-12:15)<バス>水上駅(12:38-12:46)<電車>東京
29日、大宮駅で待合わせ、7時発の快速「シーハイル上越」号に乗る。出発時雲が出ていたが、じき晴れてくる。水上駅で乗換え土合駅に着く。486段の階段を登り、改札待合室で一休みする。
駅前を右に曲がり、ロープウェイ駅に向かう。登山指導センターの横まで除雪してある。ここで準備し、土手にある踏跡から上る。
上の道路を左に折れ、少し歩き右に上がり登山道に入る。数人歩いたトレースがあるので、これを追い樹林帯を登る。
送電線の鉄塔を通り過ぎ、少し上がった所で幕場に適当な場所があったので設営しようとしたが、雪洞を掘ろうということになり、ここで雪洞を堀り始める。すぐに、草付の斜面が出てきたので、ここを諦め、左に少し下り登り返した所で再度掘りはじめる。高さ1m位で3人が横になれる大きさの雪洞を完成させ、ザックを入れ休憩する。
少々のお酒と食事をとり、寝る。風も無く、穏やかな日であった。
30日、5時15分起床する。入り口のツェルトに影が見えていたので外を見ると雪が降っていた。朝食をとり、荷物をまとめ、最初に雪洞を掘った所へ荷物をデポし、最小限の荷で登ることにする。
デポ地に戻った時にTが体調不良を訴える。PとNの二人で頂上を目指し、Tに雪洞で待っていてもらうか、下のロープウェイ駅で待っていてもらうか検討した。その結果3人一緒で行動することにし、下山することにした。
夜から降り出したであろう積雪で昨日のトレースは登り・下りとも全く見えなくなっていた。Pを先頭に下る。トレースをはずれると深く潜るところもある。鉄塔を過ぎ、登山センターの屋根が見えてきた頃に、下から5人ほど登ってくる。
ロープウェイ駅の建物に入り、Tにはベンチで横になってもらい、PとNで建物前のロータリーの斜面で雪上訓練をする。ワカン・アイゼンを付けての歩行、急登の登下降、トラバース、急斜面のラッセル、ピッケルの持ち方、雪上ビレイの方法、初期停止・滑落停止等など実践でおさらいをする。
11時45分頃建物に戻る。12時15分発のバスに間合うよう急いで道具をまとめ、荷造りをし、バスに乗る。水上駅から電車に乗り帰途につく。(N)