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山行記録

大菩薩 笹子川 滝子沢 2010/10/11

メンバー: P(CL)、M、A
天候: 晴れ
タイム:
<10/11>
登戸駅(06:30)<マイカー>駐車場(08:30-08:40)→権現橋(08:50)→入渓点(08:55-09:10)→二俣(10:10)→15m滝→35m滝(10:15-10:30)→2段10m滝(10:40)→4段50m滝(10:55)→3段30m滝(11:05)→20mスラブ滝(11:15)→7mハング滝(11:25)→4m滝→3m滝→三俣→終了点(12:25-12:35)→滝子山山頂(12:40-13:20)→檜平(13:40)→駐車場(14:25-14:30)<マイカー>登戸駅(19:00)

早朝に登戸駅に集合し、Mの車で初狩に向かった。8時ごろに初狩駅近くで買い出しなどをして、甲州街道から直接沢沿いに続いている車道を上った。標高800mあたりまで車で入ることができ、駐車場と書かれたスペースまで用意してある。地形図には書かれていないがいくつもの登山道が整備されているようだ。駐車場から少し登山道を上がった所から入渓した。

私にとっては初めての沢であったので、前日に道具をそろえるところから始めた。
沢靴の代わりに地下足袋の上にわらじを履くという原始的なスタイルも有力と聞いて、面白そうだと単純な私は思い、前日に足袋とわらじを買って用意していた。
自然の素材を装備していると思って気分が良かったが、最初は足下が気になって少し歩くとすぐ緩んでしまい、何度も立ち止まるはめになった。何度か結び直してようやく足になじんでくると、確かに滑りにくいようにも思えた。

最初の大きな二俣を右に行くと緩めの15m、横に広い35m、2段10mと続く。水は一度伏流し、しばらくして現れる。二俣を過ぎて右、4段50m、3段30mと続く。
一息ついた先の20mは真ん中にクラックが一本走っており、一直線に登る。その後は細かい滝が続く。狭い滝の箇所では2回巻き道を行ったが、頭から水をかぶる覚悟であれば直登は可能そうであった。
以降は水が消え、稜線が見えてくるかというところで三俣になる。真ん中を選んだがいずれも同じようであろう。枯れ葉と泥で沈む斜面を苦労して登ると、登山道に出て、北側に大菩薩峠が見えた。
滝子山頂には一般ルートの登山者が多く、沢を登って来た我々に少し驚いていた。これだけ天気が良い日に足を濡らしているのは奇異に映ったのかもしれない。しかも一人はわらじ履きだ。
山頂からは檜平までよく整備されたのどかな登山道を降り、そこからは古い荒れた尾根道を下った。(A)
滝子沢にかかる権現橋
地下足袋にワラジがまだしっくりこないA
二俣手前の小滝群
シャワーを避けて右岸を高巻いた小滝群の滝
二俣
35m滝
だいたいどうにでもルートをとられる35m滝
暑いので水が心地よい
2段10m滝を登る
4段50m滝の取付のスラブ
4段50m滝の一段目を登る
4段50m滝の上部スラブをいく
続いて3段30m滝へ
20mスラブ滝の一条クラックをノーザイルで
一条クラックに沿って後続も続く
中間あたりに残置ハーケンがある
右岸を高巻くことにしたシャワー必至の7mハング滝
フカフカに積もった枯葉の上をツメる
滝子山頂標と富士
滝子山頂上から望む大菩薩連嶺
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