奥秩父 熊倉山 谷津川林道コース～日野コース 2010/09/18
メンバー： P（CL）、（以下、入会希望者）Z
天候： 晴れのち曇り
タイム：
<9/18>
池袋駅（07:05）＜電車＞白久駅（09:14-09:35）→谷津川林道コース登山口（10:00）→水場（11:20）→熊倉山（13:30-14:00）→日野コース登山口（15:30-15:50）→舗装道路（16:05）→武州日野駅（17:00-17:14）＜電車＞御花畑駅（17:27）
池袋駅（07:05）＜電車＞白久駅（09:14-09:35）→谷津川林道コース登山口（10:00）→水場（11:20）→熊倉山（13:30-14:00）→日野コース登山口（15:30-15:50）→舗装道路（16:05）→武州日野駅（17:00-17:14）＜電車＞御花畑駅（17:27）
三連休の山行に参加できない自分には山行予定がなかったが、せっかくの休みなので1日くらいはということで近場の山、秩父の熊倉山へ行くことになった。
ここは、以前Pが近くの山を登った後に飲み屋で隣になった人からすごくつまらない山があると何度も聞いていて、「つまらないって、どれくらいつまらないのか？」とずっと気になっていたらしく、じゃあ行ってみるかってことになった。
池袋から秩父鉄道の白久駅まで電車で2時間ちょっとだが、ここまで来る人はほとんどなく、車両にはわれわれだけだった。
午前9時半ころ白久駅を出発して30分ほどで谷津川林道コースの登山口へ着き、沢を渡って登り始める。
谷津川の水はこの辺りの集落の人の生活用水として使われているらしく汚さないでという看板が・・・。どうやら飲めるらしい。
最初の1ピッチは急登が続き、登りきると武甲山が望める場所に出る。ここで小休止。その後しばらくは景色が望める道が山腹をトラバース気味に続くが、すぐにまた木々に囲まれた急な登りが始まる。ボロボロになっている営林署小屋を過ぎ、稜線まで2時間ほど歩く。
途中、熊のような岩が・・・。そういえば駅でクマ出没の張り紙があったな。なんか住処になっていそうなんて会話をしながらしばらく歩くと、どこからともなく鈴の音が。二人とも一瞬動きが止まり、そ～っと辺りを見回す。何年か前にニュースで見た「熊を投げ飛ばしたおじさん」の話が頭をよぎり、「できるか」と頭の中でつっこんだ。息を飲んだところに現われたのは・・・犬。しばらくして飼い主・・・。ホッとして気が抜けたな。犬の出現に「なんでやねん」と突っ込めないのはご愛敬。二人とも関西人じゃありません。このカップルはどうやら地元民らしい。下山も含め、山であったのはこのカップルだけ。熊倉山、人いねぇ～。登山ブームはいずこ？？
彼らとすれ違った地点から頂上まではあと少し。な～んにもない三門の広場をすぎると頂上へ。13時半ころについたので、登山口から実質行動時間で3時間半はかからないくらい。
ここはおよそ1400メートル地点。ここから眺める景色はさぞと思いきや・・・見えない。頂上まで高い木々に囲まれてしまっているのです。それでも秩父の町と山々はと、わずかな隙間から周りもうかがうも、ちょうどガスってきたことも手伝って撃沈。登頂の達成感不足です。でもこれは天気が晴れ渡っていても期待できないかな。
低山だけど、高低差は1000メートル以上あり、登山道は急登で頂上からは何も見えない。「あ～、なるほど。これが噂の・・・」と本日の目的を確認したところで、14時から日野コースで下山。
こちらは距離が短いがその分急で、人があまり歩いていないからか、ちょっとわかりにくい場所がいくつかあった。しかし道標は結構新しい。後半は沢沿いの道が続く。人がいないから魚もいるかも。
水が流れているところはなんか歩いていて気持ちがいい。疲れも音と涼しさで少し癒される。でも油断してると・・・滑った。しかも結構豪快に。登山口まであと少しという最後の最後でやっちゃいました。沢の水で傷口を洗い、ヨモギの葉を採集して傷口に当てペーパーで巻いて応急処置。まっ、そんな大した怪我ではないが、夜風呂で泣く思いをする。
山頂から日野コースの登山口まで2時間半。登山口から日野駅まで1時間。
帰りは御花畑駅で降りて西武秩父駅付近の店で反省会。店を出て電車を待っている間に缶ビールでまたやっていると、後ろにいたおばさんから漬物と梨の差し入れが。ごちそうさまでした。（Z）
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