三国 湯檜曽川 東黒沢 白毛門沢 2010/08/07
メンバー: S(CL)、M
天候: 晴れ
タイム:詳細は記録せず
<8/6>
東京(22:00)<マイカー>白毛門登山口駐車場(01:00)
東京(22:00)<マイカー>白毛門登山口駐車場(01:00)
<8/7>
白毛門登山口駐車場(06:00)→東黒沢分岐(07:00)→タラタラのセン(08:00)→大岩(09:00)→白毛門(10:00-11:00)→白毛門登山口駐車場(12:30)
白毛門登山口駐車場(06:00)→東黒沢分岐(07:00)→タラタラのセン(08:00)→大岩(09:00)→白毛門(10:00-11:00)→白毛門登山口駐車場(12:30)
Pが体調不良につき、SとMの二人での遡行となる。
前夜、Sの車で東京を出て、白毛門登山口駐車場で車中泊する。到着時には既に10台ほどが停まっていた。
早朝から登山者の熊避けの鈴がうるさく目が覚めた。おかげで寝坊せず予定通りに出発できる。
駐車場から登山道へ向かう橋を巻き、入渓点へ。水は冷たくなく、沢幅が広くて明るく気持ちがよい。早速、ナメのすべり台を見つけ遊ぶ。
鼻毛の滝で水量が多かったのか左岸へ渡れず、初の巻き道を利用。
東黒沢との出合で、東黒沢へ行くという先行パーティ(2名)に追いつく。彼らは今晩一泊し、明日別の沢を下るそうだ。
その後、ナメ、トイ、簡単な小滝が連続し楽しい。
大滝タラタラのセンでは右岸を大きく巻く必要があるが、踏跡やペナントが所々にあり、落ち口まで迷うことなし。
この辺りから一気に高度を上げ、土合駅や駐車場が眼下に見えてくる。
大岩を越えた後から枝沢が続くが、持参した遡行図(「東京起点沢登りルート120」より)にある大岩直後の二俣が見つからず、そのまま右股の水量が多い方を詰めていく。
左手にジジ岩、ババ岩が見える辺りから水流が消え、草付の急な登りとなる。沢靴は滑って危ないので草を掴みながら慎重に登る。やがて踏跡も確認でき、そのまま稜線へ突き上げていくとそこが白毛門山頂であった。
山頂で展望を楽しみ、登山者と会話しながらゆっくり休憩し、登山道下山。
下りは急斜面の登山道に加えて暑く、ヘロヘロとなる。
白毛門沢自体は踏跡がしっかり付いており、滝は全て巻ける。結局ザイルは使用せず。(M)
反省点
今回の反省点はなんといっても大岩の後の二股のルートファインディングミスをしたところだろう。
遡行図から大岩のすぐ上に二股があるのが分かっていたが、それがどこか分からずにしばらくそのまま右の沢を遡行するが、それらしきところが見えてこず、しばらく行ってまた大岩のところまで引き返した。Mに左の沢の様子を見てもらってきたが、水流が細く、本流ではないと判断し、そのまま右の沢を詰める。ジジ岩、ババ岩が左に見えて明らかに右の沢に入り込んだと思ったが、稜線も見えているし、そのまま遡行を続けても困難な箇所はないと判断して沢を詰める。ほかの人もこの沢に入り込む人が多いらしく、踏み跡多数あり、そのまま詰めて草付きを登り、ハイマツの中の踏み跡をたどると白毛門の山頂に出た。
今回は山頂に出れたが、ルートミスをしたのでヒヤリハット事例として挙げておく。(S)