八ヶ岳 阿弥陀岳 南稜~中央稜 2010/07/10
メンバー: T(CL)、P、K、A、(以下、入会希望者)Q
天候: 晴れ
タイム: 東京(22:00)→舟山十字路(02:01-05:45)→舟山十字路ゲート(05:57)→阿弥陀南稜取付(06:32)→阿弥陀南稜上(06:42)→立場岳(08:20)→青ナギ(08:34-09:03)→P3ルンゼ(10:09)→阿弥陀岳(10:56-11:20)→阿弥陀中央稜分岐(11:31)→舟山十字路ゲート(13:55)→東京(18:15)
金曜日の夜にレンタカーで東京を発ち、舟山十字路で幕営。土曜日の朝6時ごろ阿弥陀岳を南稜ルートで登りはじめる。
林道をしばらく歩くと、「阿弥陀岳」と書かれた道標を発見。そこから南稜に取り付き、急登を10分ほど登ると尾根上へ出る。梅雨の狭間の晴れで立場川本谷の向こうの山々がはっきりと見えた。稜線上で1本入れ、長い登りへ。
1時間ほどで立場岳へ到着。と言っても樹林帯のため何も見えない。
先の青ナギを目指す。ほどなく青ナギに到着し、1本入れる。阿弥陀岳が少しずつガスで覆われていくのが見える。
青ナギを越えると少しずつ岩場が増えてくる。1時間ほど歩き、本日のメインイベントであるP3ルンゼに到着。少し高度感があり、出だしが垂直な岩場のため、緊張感が走る。万全を期すため、シュリンゲと残置のワイヤーで確保。万が一に備える。P3ルンゼを超えると目の前にはピークが見え始める。
最後の岩場を登り、ピークへ。しかし、残念なことに360度ガスに覆われ、ほとんど何も見えない。時々ガスの切れ目から赤岳や権現岳が見える。30分ほど休憩し、中央稜から下山。
中央稜は明瞭な踏み跡が沢まで続く。沢で少しルートファインディングの必要があるが、ペナント、踏み跡はしっかりしている。慎重に進めば迷うことはない。2時間30分ほどで舟山十字路のゲートに到着。
行動時間は比較的短かったが、中身の濃い山行だった。機会があれば、冬の阿弥陀岳も登ってみたい。(K)